アテンザやクラウンの登場で日本でのセダンへの注目はかなり高まってきている中で、日本市場から去ってしまったホンダレジェンドはつくづく残念だなと思います。アテンザにしようかクラウンにしようか(もしくベンツかBMWか)と迷っている人がたくさんいると中には、ちょっと違うところを狙ってみようという人もいますよね。そこでクラウン並みに高級で、アテンザや欧州車みたく高速走行性能に優れたオールマイティなセダンを検索すると、このレジェンドが出てきます(アテンザからだいぶ距離がありますが・・・)。
今まではあまり気にする人が少なかったですが、なんと言っても日本市場で最強のクルーズ>カーがこのホンダレジェンドだったわけで(どれだけ認知されているかは不明)、王者不在はいったいいつまで続くのだろう?と気になってしまいます。レジェンドの最大の魅力は「圧倒的な動力性能」と「かっこいいけど目立ちすぎない奥ゆかしさ」です。ホンダの開発者がスポーツセダンの意味を曲解して、セダンの形をしたスポーツカーを作ってしまったと評す人もいるくらいです。ホンダのフラッグシップセダンながらライバルであるはずのクラウンやフーガとは異質のクルマ(価格も高め)で、無理矢理にジャンル分けするならば、BMWのM5の日本車版みたいなクルマです(価格が違いすぎますが・・・)。
このクルマなら日本を走る分にはE63AMGやM5と互角以上の性能があります(両車のオーナー様からしてみたら「ふざけんな!」かも・・・)。百歩譲って、日本を走るセダンはこの両車以外には負けないくらいの実力がレジェンドにはあります。しかも価格はこの両車の半額以下の新車乗り出し700万円でした・・・。量販価格帯のEクラスや5シリーズと同じくらいの価格ですが、中身は異次元の出来というクルマなのでもっと評価されてもよかったなと思います。ランエボとクラウンのいいとこ取りみたいな素晴らしいスーパーセダンだったわけです。
ホンダとしては2004年の発売から8年が経過したので、一度引っ込めて来年(2014年)にまた「セダン型スポーツカー」として発売されることがほぼ決まっているようです。同時発売も噂されるNSXと同じパワートレインを持ってくるようなので、ついに本気でE63AMGとM5と肩を並べる500馬力オーバーになるかもしれません(価格はいくらになるのか・・・)。NSXのようなスーパーカーともなると今は500馬力を超えないと相手にされないようなので、それに準じるパワーがあってもおかしくないですね。ついでに価格も肩を並べちゃいそうですね・・・。
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