2013年3月31日日曜日

最強の2台 シトロエンC5セダン&アウディTT

  クルマメーカーは出来るだけ多くのユーザーに選んでもらうために、あれこれと考えて「バリュー価値」の高いクルマを作っている。例えばホンダのオディッセイのようにミニバンでありながらドライビングの楽しさに比重を持ってくるという発想が出てくる。しかしトヨタのアルファードと比べればミニバンとしての快適性は劣るし、ポルシェボクスターにはドライビングフィールでは勝てない。スタイリングだってシトロエンDS5には及ばない。そんな中途半端なクルマはそれほど支持されないことが多い。

  本当にカーライフを満喫したいならクルマは2台あるといいのかもしれない。1ヶ月に2000km以上走行するなら、スーツをローテーションするようにクルマもローテーションさせるのは理にかなっていると思う。2台あれば1台故障しても、代車に乗らずに済むので、故障リスクが高いであろう輸入中古車でも手を出しやすくなる。もちろんクルマの費用は2倍になるが、考えようによっては納得できるクルマを2台揃えれば、長期でクルマを保有するようになるので割安になるとも言える。何より素晴らしいのは、方向性の違う2台を所有することでドライブコースによってクルマを使い分けられることだ。

  このブログのタイトルのように「クルーズカー」と「GTカー」を1台ずつあれば、自分みたいなクルマ大好き人間にとっては最高に人生を楽しめると思う。それではベストな2台とは何だろうか?2台持てるならば総合的に良いクルマではなくて、ストロングポイントを持ったタイプのクルマの方が楽しめそうだ。

  クルーズカーに求める個性は、やはり乗り心地などの快適性になると思う。もちろんスタイリングもとても大事なポイントだ。この2つをしっかり押さえているのが、シトロエンC5セダンでしょうか。ハイドロサスペンションとDWB&マルチリンクの足回りは、トヨタのマジェスタのエアサスなど高級車に匹敵する装備で、400万円台のクルマにしては満足感の高い装備だと思う。さらに長距離ドライブへの適正を備えた1.6Lターボにエンジンが変えられていてリッター10kmは出ると思われる(車重がかなりあるので輸入車はそれほど燃費出ないかも・・・)。ただこのハイドロサスに慣れるともうほかのクルマには乗れないといった声も耳にするので、そこまで中毒性が高いのもちょっと考えものかも・・・。

  GTカーはもちろんハイパワーに比重があるのだが、できれば軽量化技術が進んだクルマを選んで、その軽さを峠道で楽しみたいです。軽量スポーツカーと言えば、ポルシェとロータスのスポーツカーということになるが、やや外観が「本気過ぎる」のと完全2シーターはいくらなんでも、息苦しくて長距離にはあまり向かないというちょっとネガティブな印象がある。ソフトトップのオープンだと保管場所の問題があるし、ハードトップのオープンだと重量がかさんでしまう。結局は日本車のスポーツカーを除くと、結構選択肢が少なかったりする。そんななか、この狭い条件を潜りぬけた奇跡の1台がアウディTTだ。ゴルフGTIよりも軽量化(−60kg)が図られていて、このデザインならかなり納得できる1台だと思う。

  この2台を中古で買うと合計で約600万円くらいです(300万ずつ)。800万くらいするレクサスGSやBMW5を買うよりずっと楽しめるのではないでしょうか?(維持費は2倍ですが・・・)


   ↓アウディTTをべた褒めしてます。シトロエンC6が収録されているので、C5は大衆車扱いでスルーのようです。まあしょうがないか・・・。
  

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