2013年2月8日金曜日

レクサスGS

  レクサスGSのFMC(2012年1月)から1年ほど経ちます。新たに2.5Lモデルが追加されて価格も510万円(本体)まで下げられました。しかし日産フーガの2.5Lモデルの430万円(本体)に比べるとまだまだ十分に高いのですが、デザインはレクサスの新しい方向性を表していてかなり個性的になり、着実にプライベートカーとしての実力を高めていると思います。クルマの性能も申し分なく、インテリアのデザインや装備の充実も世界を見渡してもクラス最高水準です。これ以上のクルマが今のところ存在しないわけなので、一生このクルマとお付き合いしていこうという人も多くなってきたのじゃないでしょうか。

  レクサスはまだまだ歴史が浅いので、お金持ちの若造が乗ってもある程度は許されるような気もします。高級感があって、先端デザインで、乗り心地や静音性も十分なので、都心や横浜で乗り回すには絶好のクルマです。他のレクサスオーナーは嫌がるかもしれないですが、ノーマルだとやや腰高なので、特に若いドライバーは、トヨタもデザイン重視モデルでは推奨している車高を下げたチューンをぜひやっておきたいですね。ヨーロッパやロシア、アメリカでは収入が多い比較的若い人たちが高級車に乗る事も多いようなので、日本の若い人も対抗(意味不明?)してこのレクサスGSをプライベートカーとして乗りこなしてほしいと思います。

  ただこのクルマはまだまだ発展途上なので、あまり過度に期待しないほうがいいです(それでも他のクルマとは比較にならないほど優れています)。デザインも新しいものが取り入れられたばかりで、今後どのように展開していくかは予想できません。レクサスは今後イヤーモデル(毎年若干の変更を加える)を導入するとしているので、このGSの進化にも注目したいと思います(GT-Rなどを見ると日本メーカーにはまだまだイヤーモデルは定着しないかも?と心配しちゃいますが・・・)。

  また最近、日本では高級車を取りまく環境がかなり変わってしまいました。ついこの前までは、大型セダンには大排気量エンジン(3.5L以上)が当たり前でしたが、その常識が一気に崩れてしまいました(笑ってしまうほど早かったな・・・)。今では3.5LガソリンNAエンジンのクルマは不人気車となっていて、このGSの先代モデル(全て3.5Lか4.6L)は中古車市場で多く売れ残っています[関連記事―別ブログ]。中古車を安く買って、いろいろなカスタムを加えて最高のクルーズカーを作るというクルマ道楽もきっと楽しいですよ(収入のある若い人はクルマなんて乗る暇すらないくらい仕事が忙しいのにイジルなんて到底無理かもしれないですが・・・)。

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