「ランボルギーニ」や「アストンマーティン」といったスーパーカー・ブランドのクルマが多く流通する地域は、今では完全に「中東」「中国」へとシフトしているようです。「ブガティ・ヴェイロンを持っている人と知りあいだよ!」と言われ、へぇ〜と思って聞いてみると、「その人は香港に住んでいる中国人だけどね』といった顛末だったりします。それらの地域は今ちょうど30年前の日本のバブルに近い経済状況になっていることで、クルマにお金をかけることに非常に意味が高いのだと思います。バブル期の上層階に位置する顧客の要求は、誰も持っていない「レア」な孤高のラグジュアリー・スーパーカーへと突き進みますから、高級車の価格もどんどんつり上がっていく傾向にあります。中国や中東で商売する人にとって必須なものといえば、いまでも「パテック」や「ヴァシュロン」クラス(つまり最上級)の高級腕時計なんだそうです。
日本や欧州のような成熟市場では、クルマや時計にやたらとお金をかけなくても、いくらでも「信用」を担保する方法はあるので、年商100億の会社を作るために、4000〜5000万円もする「ファントム」「ミュルザンヌ」「アヴェンタドール」に乗る必要はほとんどないです。しかし、クルマは全て軽自動車で良いとも思いません。やはり成熟市場といえども、ある程度のクルマは必要で、それぞれの目的に合った「それなりのクルマ」を選ぶことには、大きな意味(効用)があります。例えば、私はクルマがとても好きなので国産・輸入モデル問わずに気になったらすぐに試乗に行ってしまうのですが、当然にディーラーにはクルマで出掛けていきますから、「メルセデス」「BMW」「レクサス」「アウディ」「ポルシェ」といった高級車のディーラーにでも気兼ねなく入れるように、某国内メーカーのフラッグシップモデルを使っています。
これは決してそうしたブランドへ「国産のコンパクトカーでいくのは恥ずかしい!」という意味ではありません(まあ多少は気になりますが)。あくまでも試乗したあとに、自分のクルマに戻って帰る時に、惨めな気分にならないようにするためです。日本のブランドのフラッグシップモデルならば、とりあえず「ポルシェ911」に乗っても、「レクサスLS」に乗ってもそれほどに落差を感じることはないですから、試乗を終えて自分のクルマが嫌いになったなんてことは1度もないです。「走行性能」も「乗り心地」も「内装」も揃って高いレベルにありながら、維持費もそれほど高くないので、壊れるまで買い換えなんてできないと試乗に行く度に感じます。そしてがっかりしないだけでなく、試乗するクルマの特徴を理解する物差しとしても良く機能しますし、ドライバーが受ける「フィール」を比較的に判断しやすいと思っています。
試乗して見積もりを貰ってあれこれ実際に考えると、今の日本のような成熟市場で今後は存在感を増してくるであろうクルマが、「レンジローバー・イヴォーグ」「レクサスRX/NX」「ポルシェ・マカン」といったスタイリッシュでラグジュアリーなファミリーユースな高級SUVでしょうか。そしてそれよりも「プライベート感」「非日常」「走り」を求める人々には、「アウディTT」「ポルシェ・ボクスター/ケイマン」のような2シーター・ラグジュアリーをセカンドカーとして所有するスタイルが、そこそこ広まりそうな予感です。もちろんこれら500~800万円くらいの価格帯は決して安くないですし、フーガHVやレジェンドが買えてしまうと考えると「あれれ・・・」という気がしますが、それでもアルファードの代わりにこれにする!と言われれば納得できる部分もあるのではないでしょうか。ここでちょっと気がつくのが、傘下のランボルギーニを中東や中国で売りまくりつつも、同じく傘下のポルシェで上手く成熟市場のニーズを拾っているVWグループの見事な戦略です。
そんなVWグループに対抗すべく、古豪ブランド・メルセデスが新たに日本でも打ち出してきたのが、上位ブランド「メルセデスAMG」です。狙いとしては従来の「AMGモデル」をややブランド価値が曖昧になってきたメルセデス本体と切り離すことで、「価値ある高性能車を、素晴らしい価格で提供する!」といった新たなステージのブランドとして再構築することのようです。AMGモデルにはフェラーリやランボルギーニと同じように、マイスターの手組みによって作られる「専用チューンエンジン」が載っていて(一部は違いますが)、プレミアム商品を成立させるだけのストーリー性に富んでいますし、その精神に共感出来るならば2000〜3000万円に達する価格でも安く感じるくらいです。しかし成熟市場ではやはり3000万円以上する「趣味のクルマ」は売りにくいのが実情のようで、これまでのAMGのイメージを牽引していた「SLS」はだいぶ苦戦したようで、中古車市場でもタマ数が少なく、もっともリーズナブルなモノでも2000万円の価格が付いています(ちなみにSLSの本体価格は2560万円〜)。
もちろん2000万円台の住宅を建てる日本人はそれこそたくさんいますから、3000万円のスーパーカーを買える人だってまだまだ少なくないですし、現実に東京の中心からだいぶ西に寄ったやや辺鄙な私の自宅の周辺でも何度かSLSを見かけたことがあります。それでも30年前のバブル期のようにサラリーマンがこのクルマに群がらないのは、(上から目線で恐縮ですが)日本人に大まかな価値観が身に付いてきたからだと思います。これまで舶来品に一方的に流され続けてきた日本人の意識を、ガツンと一発変える非常に大きな仕事をしたのがもちろん水野和敏氏が率いたGT-Rの開発チームというわけです。
何が言いたいかというと、「Before・GT-R」と「After・GT-R」で日本のみならず成熟市場のスーパーカーに対する認識は大きく転換し、GT-Rショック(革命)を経たことで日本のスーパーカー市場は、「植民地からの独立を果たした」ということです。海外の高級ブランドの「言い値」で日本人ユーザーが有り難がってクルマを買う時代は2007年を境に終焉しました。そんな時流を全く読めずに登場した「BMW i8」は見事に惨敗し(あまり売る気はないようですが)、逆に時流を読み過ぎた「ジャガー・Fタイプ」は、なんでそんなに安いの?とツッコミが入りそうな価格設定になっていたりします。
そして「SLS」の代わりに投入された新生「メルセデスAMG」のイメージリーダーとなる「GT」もこれまた「あっけにとられる」価格設定で、なんとSLSよりも1000万円も安い「本体価格1580万円〜」となっています。上級モデルの「GT・S」も(安いという意味で)破格の1840万円〜となっていて、なにやらこのフラッグシップの降臨に合わせて、1830万円だった最速セダンこと「E63・S・4MATIC」の価格が1727万円にこの4月から改定されたりしています(特にエンジンの仕様変更等はありません5.5Lターボのままです)。明らかにこれまでのAMGとは別のマーケティングが発動しているのを感じます。
「メルセデスAMG」の公式HPを見ると、どうやら「様々なボディタイプ」が選べることを特徴にした、新しいスタイルの「高性能車ブランド」を目指しているように感じます。「コンパクト」「セダン」「ステーションワゴン」「クーペ」「ロードスター」「シューティングブレーク」「SUV」の7分類という大所帯を、大資本グループ傘下のレクサスやアウディに先んじて揃えた戦略は果たして上手くいくのかわかりませんが、ライバルはいまだに「上級レクサス」「上級アウディ」のブランド価値さえ確立できていない段階なので、それなりの「先行者利益」があるように思います。この新ブランドの求心力に引き寄せられ、700万円で「GLA45」を購入した顧客を、さらに「C63」「E63」「CLS63」へと誘導していくことになりそうです。
スカイラインと同じ栃木工場のラインで製造されるGT-Rよりも、専用のAMGファクトリーで手組みされる「メルセデスAMG」の希少性・ストーリー性が薫るモデルの方が、同じお金を払うなら満足できるんじゃないですか?といわれたら、迷いが吹っ切れてハンコを押してしまいそうです。もちろん「日産GT-R」だってエンジンの原価だけで320万円かかってます。発売当初の777万円という本体価格の40%以上を占めている、高付加価値なクルマなのは間違いないですし、日本市場に価格破壊をもたらしている「ジャガー」のV8、V6エンジンに使われるスーパーチャージャーは、「日本イートン」という外資系ではありますが、従業員20名の日本の中小企業の技術力が光る「逸品」です。
今後は「メルセデスAMG」「ポルシェ」「GT-R・日産」「ジャガー」がそれぞれのスピリッツを十全に発揮して、高性能車の可能性をさらに切り開いていってくれると思います。「高剛性ボディ」vs「アルミ軽量ボディ」、「8気筒」vs「6気筒」、「ツインターボ」vs「スーパーチャージャー」vs「自然吸気」、「RWD」vs「AWD」、「DCT」vs「ステップAT」などなど、まだまだクルマ好きを満足させてくれるに足るだけの多くの選択肢を与えてくれるブランドにはぜひ頑張ってもらいたいです。レクサス、BMW、キャデラック、フォード、アルファロメオ、ホンダ、マツダといった業績が好調な自動車グループの高性能を謳うブランドにもさらなる奮起を期待したいものです。
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2015年5月10日日曜日
2015年4月20日月曜日
メルセデスAMG C63 「E63S・AMGが大幅値下げしたなら、こっちも安くして!」
いきなりですが「Dセグ・セダン」というのは、とってもとっても使い勝手がよろしく、ひとたび乗り始めるとなかなか止められないなんともクセになる「絶妙さ」が売りです。その一方でまだまだ「高級感がイマイチ」という意見も根強いようです。ゆえに「実用性」は満点でも、それ以外の点はあまり期待できないので、代表モデルであるレクサスISやBMW3シリーズの売れ筋が520万円(本体)というのは、やはりちょっと高過ぎるかな?という印象です。明らかにコンセプトで示すメインターゲットは、「若年層」「女性」「引退世代」で、この価格設定は"ベビー"でもやはり「セレブ」向けなクルマです。高級スーツを着込んで乗るようなクルマではない・・・と言われたらその通りかな?
取り回しが気になってDセグセダンを選ぶくらいなら、いっそのことスポーツカーにする!というのも「大人な選択」なのかもしれません。といってもひと昔前と違って2ドアでオシャレなスペシャリティクーペはもはや「絶滅危惧種」ですし・・・、フェアレディZなんて至る所の中古屋に転がっていて「バナナの叩き売り」状態ですから、とても新車で買う気なんて起こりません。ひと昔前ならば、「ホンダS2000」がまだ現役で、「クライスラー・クロスファイアー」「プジョー・クーペ407」「アルファ・ブレラ」「VWイオス」などなどいろろありましたが・・・これらの2ドアが絶版しております。
今でもBMW・メルセデス・アウディからそれぞれ複数の2ドアが出てますけど、この3ブランドから500万円くらいで買える2ドアってどうも「安っぽい」印象があります。無理して輸入車に乗っている感が出てしまうのも嫌ですね。そして何より、最近のDセグセダン(特にFR)は急速に後席の居住性が向上しているので、現行では3シリーズもCクラスも「実質2シーター」なクルマではなくなりました(まだ狭い?)。なのでスポーツクーペとは以前よりも「互換性」はなくなっていて、4ドア4シーターのパッケージが「商品価値」に織り込まれています。
そしてちょっと前までは、評論家がしばしば新型のDセグセダンに対して、車幅は1800mmを越えてはダメだ!みたいなことを盛んに言ってましたが、これがまったくの真逆で、ワイドなボディはとっても見栄えがして、都内の道路事情を考えても苦労するところなんてほとんど無いです。東京の中心部でも何気に増えているBMWの4シリーズ(3シリーズをワイド化)をみるとこれはこれで全然ありだと思います。予想外に東京の風景に馴染みますね。むしろ高級車であることを意識し過ぎたグリルの現行クラウンよりもずっと東京っぽいです(名古屋のクルマが当たり前ってのはやっぱり変かも・・・)。
残念ながら前評判の割に思ったほどは売れなかった新型メルセデスCクラスも、先代から大きく車幅を拡大して登場して、スタイリングに関しての不満はだいぶ少なくなったとは思います。先代はというと、サイズもそうですが、日中の2車線道路でサイドに並んだときに、日産ブルーバードシルフィかトヨタプレミオみたいな側面をしていて、今のメルセデスの各モデルとはだいぶ質感に差があります。これがたった1度のフルモデルチェンジだけでライバルブランド(質感に関して先頭を走るのはアウディとレクサス?)と全く遜色ない水準まで上げて来ました。
もう何度も街中で見て確認しているので、これはもうメルセデスの狙いなんだと思うのが、「フロントデザインのチョイス」ですね。Cクラスのフロントはなかなか立派で、正面からみれば「C」だか「S」だか分からないくらいです。よくよく見れば、CLAとCLSはほぼ瞬時に違いがわかってCLAはとっても・・・な印象を与えるのに対し、Cクラスは真上からでも見ない限りはDセグより上のクルマに見えます。レクサスISや3シリーズがそうですが、上から見るとトミカのミニカーを見ているような縦:横の比でしかないことがわかります。しかし上からの見た目なんてハッキリ言ってどうでもいいですけど。
デザインも立派になって、4シーターセダンとしての価値も持つようになったCクラスですが、日本向けの搭載エンジンがややショボい直4ターボのみです。ここまで気合いいれてサスペンションまで高級なものに変えたのだから、間もなく登場すると言われる新しい縦置き直6ターボ(できれば自然吸気)まで用意して登場してほしかったです。以前から他のブログで言っているのですが、FRの直4サルーンなんて一体誰得?なんだろう・・・ってことです。とっても悲しいことに欧州メーカーが一斉にターボを使い出してから、いろいろとクルマの意味が変節してきています。ダウンサイジングがメーカー都合の我田引水のように使われ、コンパクトカーと高級サルーンの境目があっさりと「クロスオーバー」しています。
ユーザーが「コンパクトカー」に求める条件と、「高級サルーン」に求める条件のどこに合致する点があるんですかね? メルセデスはその境目を意図的に壊し、「コンパクトカー」を求めるユーザーに300万円台の「メルセデス」を提案し、「高級サルーン」を欲しがるユーザーには「メルセデスの品格は700万円〜ですよ!」みたいな商売を仕掛けるのでしょうか? 先代に比べて格段に良くなったCクラスに決定的に欠けているピースが、「高級サルーン」に不可欠なマルチシリンダーのエンジンです。何故だろう?と思っていたら、どうやら年内にはV6(直6ではない!)とV8がいよいよやってくるそうです。一つは従来からあった「メルセデスAMG・C63」で今回は5.5Lターボに換装されて登場するそうです。もう一つは「メルセデスC450AMG」というV6ターボだそうです。なんでAMGが付くの?・・・乗り出しはどちらも1000万円オーバーかな?
ちょっとまとまりの無い内容になってしまいましたが、簡単に結論的な「希望的憶測」を付け加えてまとめると、「メルセデスに楽な商売をさせるほど、日本市場は甘くはない!」ってことを他のブランドは示すべきではないですかね。例えば・・・ホンダは自慢の2Lターボをアコードに載っけて日本に凱旋させてはどうですかね。スバルはレガシィが自然吸気だけの設定になってCVTとの相性が一気に良くなりましたから、ここで6気筒ボクサーを積んで高級化を狙ってはどうでしょうか? そしてマツダは・・・AWD化したアテンザに秘密裏に開発しているという新型ロータリーを積んじゃえ! 「セダン市場」というと各メーカーともに近寄りたくないかもしれないですが、今や玉石混交の「いいクルマ」市場で、「ポルシェ・マカン」と「トヨタ・アルファード」が異種格闘技戦を繰り広げています。セダンは脇役でいいのか?
全く触れませんでしたが「E63AMG・S・4MATIC」のカタログ本体価格が200万円ダウンしました!
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↓V35スカイラインが55万円で売ってますよ!
取り回しが気になってDセグセダンを選ぶくらいなら、いっそのことスポーツカーにする!というのも「大人な選択」なのかもしれません。といってもひと昔前と違って2ドアでオシャレなスペシャリティクーペはもはや「絶滅危惧種」ですし・・・、フェアレディZなんて至る所の中古屋に転がっていて「バナナの叩き売り」状態ですから、とても新車で買う気なんて起こりません。ひと昔前ならば、「ホンダS2000」がまだ現役で、「クライスラー・クロスファイアー」「プジョー・クーペ407」「アルファ・ブレラ」「VWイオス」などなどいろろありましたが・・・これらの2ドアが絶版しております。
今でもBMW・メルセデス・アウディからそれぞれ複数の2ドアが出てますけど、この3ブランドから500万円くらいで買える2ドアってどうも「安っぽい」印象があります。無理して輸入車に乗っている感が出てしまうのも嫌ですね。そして何より、最近のDセグセダン(特にFR)は急速に後席の居住性が向上しているので、現行では3シリーズもCクラスも「実質2シーター」なクルマではなくなりました(まだ狭い?)。なのでスポーツクーペとは以前よりも「互換性」はなくなっていて、4ドア4シーターのパッケージが「商品価値」に織り込まれています。
そしてちょっと前までは、評論家がしばしば新型のDセグセダンに対して、車幅は1800mmを越えてはダメだ!みたいなことを盛んに言ってましたが、これがまったくの真逆で、ワイドなボディはとっても見栄えがして、都内の道路事情を考えても苦労するところなんてほとんど無いです。東京の中心部でも何気に増えているBMWの4シリーズ(3シリーズをワイド化)をみるとこれはこれで全然ありだと思います。予想外に東京の風景に馴染みますね。むしろ高級車であることを意識し過ぎたグリルの現行クラウンよりもずっと東京っぽいです(名古屋のクルマが当たり前ってのはやっぱり変かも・・・)。
残念ながら前評判の割に思ったほどは売れなかった新型メルセデスCクラスも、先代から大きく車幅を拡大して登場して、スタイリングに関しての不満はだいぶ少なくなったとは思います。先代はというと、サイズもそうですが、日中の2車線道路でサイドに並んだときに、日産ブルーバードシルフィかトヨタプレミオみたいな側面をしていて、今のメルセデスの各モデルとはだいぶ質感に差があります。これがたった1度のフルモデルチェンジだけでライバルブランド(質感に関して先頭を走るのはアウディとレクサス?)と全く遜色ない水準まで上げて来ました。
もう何度も街中で見て確認しているので、これはもうメルセデスの狙いなんだと思うのが、「フロントデザインのチョイス」ですね。Cクラスのフロントはなかなか立派で、正面からみれば「C」だか「S」だか分からないくらいです。よくよく見れば、CLAとCLSはほぼ瞬時に違いがわかってCLAはとっても・・・な印象を与えるのに対し、Cクラスは真上からでも見ない限りはDセグより上のクルマに見えます。レクサスISや3シリーズがそうですが、上から見るとトミカのミニカーを見ているような縦:横の比でしかないことがわかります。しかし上からの見た目なんてハッキリ言ってどうでもいいですけど。
デザインも立派になって、4シーターセダンとしての価値も持つようになったCクラスですが、日本向けの搭載エンジンがややショボい直4ターボのみです。ここまで気合いいれてサスペンションまで高級なものに変えたのだから、間もなく登場すると言われる新しい縦置き直6ターボ(できれば自然吸気)まで用意して登場してほしかったです。以前から他のブログで言っているのですが、FRの直4サルーンなんて一体誰得?なんだろう・・・ってことです。とっても悲しいことに欧州メーカーが一斉にターボを使い出してから、いろいろとクルマの意味が変節してきています。ダウンサイジングがメーカー都合の我田引水のように使われ、コンパクトカーと高級サルーンの境目があっさりと「クロスオーバー」しています。
ユーザーが「コンパクトカー」に求める条件と、「高級サルーン」に求める条件のどこに合致する点があるんですかね? メルセデスはその境目を意図的に壊し、「コンパクトカー」を求めるユーザーに300万円台の「メルセデス」を提案し、「高級サルーン」を欲しがるユーザーには「メルセデスの品格は700万円〜ですよ!」みたいな商売を仕掛けるのでしょうか? 先代に比べて格段に良くなったCクラスに決定的に欠けているピースが、「高級サルーン」に不可欠なマルチシリンダーのエンジンです。何故だろう?と思っていたら、どうやら年内にはV6(直6ではない!)とV8がいよいよやってくるそうです。一つは従来からあった「メルセデスAMG・C63」で今回は5.5Lターボに換装されて登場するそうです。もう一つは「メルセデスC450AMG」というV6ターボだそうです。なんでAMGが付くの?・・・乗り出しはどちらも1000万円オーバーかな?
ちょっとまとまりの無い内容になってしまいましたが、簡単に結論的な「希望的憶測」を付け加えてまとめると、「メルセデスに楽な商売をさせるほど、日本市場は甘くはない!」ってことを他のブランドは示すべきではないですかね。例えば・・・ホンダは自慢の2Lターボをアコードに載っけて日本に凱旋させてはどうですかね。スバルはレガシィが自然吸気だけの設定になってCVTとの相性が一気に良くなりましたから、ここで6気筒ボクサーを積んで高級化を狙ってはどうでしょうか? そしてマツダは・・・AWD化したアテンザに秘密裏に開発しているという新型ロータリーを積んじゃえ! 「セダン市場」というと各メーカーともに近寄りたくないかもしれないですが、今や玉石混交の「いいクルマ」市場で、「ポルシェ・マカン」と「トヨタ・アルファード」が異種格闘技戦を繰り広げています。セダンは脇役でいいのか?
全く触れませんでしたが「E63AMG・S・4MATIC」のカタログ本体価格が200万円ダウンしました!
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002メルセデス(ブランド),
101セダン(車種),
メルセデスC
2015年1月26日月曜日
メルセデスが醸す高級車オーラの本質
マツダがアウディやBMWのようなブランドを目指して、ブランド内の「デザインコンセプト」を定めたイメージ改革を進めています。マツダの狙い通りに現在でも多くの市場で販売は好調に推移しているので、戦略としてはかなり上手くいっているようです。マツダが目指す所はどこなのか定かではありませんが、しかしその目指す先だと一般にいわれているドイツ車、その中の老舗中のp老舗・名門メルセデスはというと「デザインコンセプト?そんなものはもうどうでもいいよ・・・」と言わんばかりの、自由なデザインを展開するようになっています。
確かに現行のSクラスとCクラスはどこか似ていますし、この後にフルモデルチェンジを迎えるEクラスもこの2台と同じようなデザインになることでしょう。そしてAクラスから派生した一連のFF車もプライベートブランドとは一見思えないようなフロントググリルのパーツの使い回しが目立ちます。しかしメルセデス本来のステータスを存分に持った花形グレードのクルマであるSクーペ・SL・GTといったラグジュアリーなモデルはより自由でかつブランド内でも格別の存在感を持つオリジナリティ溢れるデザインに仕上がっていて、アウディやBMWではなかなか見られないメルセデス特有の重厚感がそこにはあります。
メルセデスのそれらのモデルのデザインは、簡単に言ってしまえば「大人の男」のクルマへの憧れをそのままデザイン化したものです。その作り込み具合は高いといえば高いし、低いといえば低いし人によっていろいろな判断基準がありますが、この手のクルマを求めるユーザーのイメージをかなりの段階まで具現化させていて、量販車ブランドの中ではその「完成度の高さ」には確実に価値があります。例えばメルセデスSLと同じような「エモーション」を追求したクルマとしては、フェラーリ・カルフォルニアやマセラティ・グランカブリオといったクルマがあります。どちらもブランド内では走行性能よりもラグジュアリーに重きを置いているモデルです。マセラティといえばラグジュアリーの権威的なブランドですが、近年ではややフォーマルなセダン(ギブリ)やさらにSUVで販売台数の大幅な拡大を狙っています。そんな拡販戦略とは無関係な立場にグランカブリオというクルマはあります。余談ですが都内を走っていてもこのクルマは極めてレアなのでなかなか所有欲をそそります。
そんなグランカブリオとは違って、明治通りを走れば必ず1台は見かける頻度で出てくるのがメルセデスSLです。ポルシェ911と並んで、自他共に認める筋金入りのナルシスト系が乗る「超定番モデル」といっていいくらいで、大都会・東京で最も愛されているクルマかもしれません。東京はナルシストが好きなものがたくさんある街ですから、そんな風景を大いに盛り上げるのがポルシェ911だったりメルセデスSLだったりで、土日になればフェラーリもランボルギーニもマクラーレンも何台も見かけます。それはそれでとても辻褄が合っています。東京の夜景が見渡せるタワーマンションとその地下駐車場にメルセデスSLが、東京人のかなりリアリティのある日常です。
こんなこと書くと怒られちゃいそうですが、タワーマンションのショールームにやってくる人々を観察していると結構面白いです。やっぱりこういうものに憧れて東京にやってくるんだろうな・・・(別にバカにしてないですよ)。六本木、赤坂、丸の内、表参道にある商業施設に行くと、やたらとたくさんの駐車場管理係の人がいます。高齢者ドライバーにとって機械式の駐車場はかなり不親切ですから、安全な運営のためにも必要なのかもしれませんが、人がたくさんいて、間隔も広くてドアパンチを喰らう心配が無いとても高級感ある駐車場が「東京らしい」駐車場と言えるのかもしれません。新宿にある都庁も駐車場料金は人が配置されていて手渡しになっています(税金のムダ?)。
メルセデスSLは車重がかなり嵩む超ヘビー級のオープンクーペですから、走りを楽しむ人からしてみたら価格に見合わない難物です。もし日本メーカーが真似をして同じようなモデルをつくったら、スーパーカー大好きな評論家連中によって、あれこれ好き勝手なことを言われてしまいそうです。しかし彼らは内心では納得していなくても、メルセデスSLに対して厳しい意見を言う事はまずありません。日本の評論家を黙らせるだけの風格がメルセデス(SL)、マセラティ(グランカブリオ)、フェラーリ(カリフォルニア)には備わっています。世界中に愛好家(好事家)を持つこの3つのブランドはそれぞれの「エゴ」を21世紀になっても尚、商売として成立させています。そういう夢のある商売に対する暗黙の敬意ということなのでしょう。
中にはフェラーリだろうがメルセデスだろうが容赦なく牙を剥く評論家もおられます。たくさんの評論家が溢れる中で生き残るためという意図も多少はあるでしょうが、やはりこれこそが自動車評論の本来の姿なのだという強い自負(信念)が根底にあると思います。そのクルマが売れていて(多くの人が満足していて)、それでもダメだよ!という敵をたくさん作るタイプの評論には勇気とエネルギーが相当要ることでしょう。けどそんな生真面目な評論家の意見など馬耳東風のごとく、そもそも東京に生きるVIPな人々は、自動車専門誌をじっくり読む暇なんてないですから、「沢村慎太朗って誰だ?」と何も臆することなく、自分の感性にかなり合っているメルセデスSLを好むようです。
メルセデスの中長期的な変化は、今後さらに顕著になっていくように思います。マイバッハを廃止して、その顧客の受け入れ先としてメルセデスブランドの内部に「マイバッハ」と命名されたモデルを新たに投入するようです。これまではマイバッハの下に位置づけられていたメルセデスを最上級のブランドとし、その中で上限を取り払ったラグジュアリーなモデルをも同ブランド内で手掛けていく戦略が既定路線です。ポルシェとベントレーを合わせたようなブランドへとイメージを作り上げつつ、アウディのような小型モデルを量販してさらなる利益を出していく戦略自体は、レクサスやインフィニティでも急速に模索されているようですが、メルセデスが現在のところは最先端を走っているようです。
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ラベル:
002メルセデス(ブランド),
102クーペ(車種),
メルセデスSL
2014年7月22日火曜日
メルセデスSクラス・クーペ 「トヨタのFCVなんかよりも世界にとって断然に重要なクルマ」
とてもリアルでは口に出せないけども、いつかは絶対に乗ってやる(笑)!と密かに思っているクルマ、そんな代表格がメルセデスの2ドア・フラッグシップGTカーの「CLクラス」です。全グレードがV8以上で「偽物なし!」という抜群の”本物感”は、1000万円以上払うなら絶対に備えておいて欲しい「美点」ですね。こんなこと言うと怒られちゃいそうですけど、メルセデスもアウディもBMWもエンジン次第で価格がガラッと変わってしまうので、V6や直4が設定されているほとんどのモデルには、もはや「ステータス」なんて全く感じられないです。BMW635iなんてボディは立派ですけど載っているエンジンはハッチバックのM135iと同じですし・・・。
そんなドイツ御三家の中でも「アウディR8」とメルセデスCL改め「Sクラス・クーペ」だけは、絶対に汚れない高級車の尊厳を保っています。大学を出て働き出したころから「メルセデスCL」だけは全然格が違う!とズブの素人ながらに思っていました。だいぶ後になってから、福野礼一郎というカリスマライターの著書の中にも「CLだけは正直言って羨ましいと思う。」という一節を見つけたときは、自分のセンスにちょっとだけ自惚れたりもしました「オレやっぱわかってる」(バカが・・・)。一度そんな体験をしてテンションが上がっちゃうと、もはや他のメルセデスの良さが見えてこなくなっちゃうから恐ろしいものです。
そんな「CL」という車名もいよいよ消え、新たに「Sクラスクーペ」として生まれ変わりました。名称が変わったことにどういう意味があるかなんて、まったく興味ないですが、新しいデザインは・・・やっぱりいいですね。レクサスもBMWも同じですが、やはりフラッグシップというだけで何でもカッコ良く見えてしまう"補正"を考慮しても、なかなかのデザインだと思います。特に気に入っている点はサイドの窓がとても小さいことですね。2ドアのメルセデスはピラーレス(窓枠なし)なドアのイメージがありますが、その憧れを裏切らない辺りが伝統の高級ブランドらしいです。
このクラスのクルマになるとパワートレーンなんて比べようもないし、とりあえず私ごときが乗ったところで全く不満なんてないでしょうから、唯一の懸念材料がデザインになるわけですが、とりあえず写真で見る限りはパーフェクトです。このクルマのデザインを見ていると、現在日本で発売されている3BOX車の何処が気に入らないのかに気づかされます。なぜ現行レガシィB4やレクサスGS、そしてV37スカイラインがダメなのか?それはこのSクラスクーペの隣りに並んだらハッキリすると思いますが、やっぱり繰り返しになりますが、サイドの窓がデカすぎます。これ不思議なことに一度気になるとそこばっかりに目が行ってしまうんですよね・・・。
一方で、サイドの窓が小さくて良いと思うのがレクサスRCですね。ショートデッキというクーペの特徴を素直にデザインすれば当然ながら小さくはなります。おそらく年内に公開されるであろうスカイラインクーペも小窓になってセダンからイメージ一新するでしょう。4ドアセダンでもちゃんと小窓にこだわってデザインしているブランドも探せばあります。「三大・デザイナーズ・セダン・ブランド」と勝手に命名させてもらってますが、アストンマーティン・マセラティ・マツダの3つです。セダンのデザインを大いに語るに値するのは、この3つだけだと個人的には思っています。
最近、実車を見かけていいなと思った「E63AMG」の4マティックの走りっぷりに興味があるのですが、この新型「Sクラス・クーペ」もなんと全グレードAWDになるようなので、同じような加速が楽しめると思われます。クルマのキャラクターを考えるとGT-R並みの加速なんて不必要だとは思いますが、メルセデス最大レベルの5027mmの全長ながら全高はCLAよりもさらに低い1411mmですから、これだけワイド&ローの設計ならば、さらにAWDにしてこれまでに無いラグジュアリーカーを作ろうという意欲の現れでしょうか。いったいどれだけ安定感があるのか・・・。
トヨタやホンダがFCVを間もなく発売しようとするご時世に、車重2トンを500ps、しかも燃費はたったの5km/L程度の2人乗りのクルマを乗り回すなんて、もはや恥ずかしいという意見もよくわかります。しかし先日も連休の関越道・藤岡JCTで上信越道(軽井沢方面)の分岐に優雅に入っていくCLを見かけましたが、(勝手な想像で恐縮ですが)これこそが誰にも否定されないクルマの醍醐味だよな・・・と思います。90%以上が会社名義で買うという「LS」や「Sセダン」で同じことをしても、ただの"節税車"としてしか見られず小馬鹿にされますが、経費に計上できない2ドアのメルセデスフラッグシップで軽井沢の別荘に乗り付けるなんて生活を目指して頑張りたい!と思わせてくれる・・・もの凄く貴重な一台なので間違っても無くならないでほしいと願っています。
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そんなドイツ御三家の中でも「アウディR8」とメルセデスCL改め「Sクラス・クーペ」だけは、絶対に汚れない高級車の尊厳を保っています。大学を出て働き出したころから「メルセデスCL」だけは全然格が違う!とズブの素人ながらに思っていました。だいぶ後になってから、福野礼一郎というカリスマライターの著書の中にも「CLだけは正直言って羨ましいと思う。」という一節を見つけたときは、自分のセンスにちょっとだけ自惚れたりもしました「オレやっぱわかってる」(バカが・・・)。一度そんな体験をしてテンションが上がっちゃうと、もはや他のメルセデスの良さが見えてこなくなっちゃうから恐ろしいものです。
そんな「CL」という車名もいよいよ消え、新たに「Sクラスクーペ」として生まれ変わりました。名称が変わったことにどういう意味があるかなんて、まったく興味ないですが、新しいデザインは・・・やっぱりいいですね。レクサスもBMWも同じですが、やはりフラッグシップというだけで何でもカッコ良く見えてしまう"補正"を考慮しても、なかなかのデザインだと思います。特に気に入っている点はサイドの窓がとても小さいことですね。2ドアのメルセデスはピラーレス(窓枠なし)なドアのイメージがありますが、その憧れを裏切らない辺りが伝統の高級ブランドらしいです。
このクラスのクルマになるとパワートレーンなんて比べようもないし、とりあえず私ごときが乗ったところで全く不満なんてないでしょうから、唯一の懸念材料がデザインになるわけですが、とりあえず写真で見る限りはパーフェクトです。このクルマのデザインを見ていると、現在日本で発売されている3BOX車の何処が気に入らないのかに気づかされます。なぜ現行レガシィB4やレクサスGS、そしてV37スカイラインがダメなのか?それはこのSクラスクーペの隣りに並んだらハッキリすると思いますが、やっぱり繰り返しになりますが、サイドの窓がデカすぎます。これ不思議なことに一度気になるとそこばっかりに目が行ってしまうんですよね・・・。
一方で、サイドの窓が小さくて良いと思うのがレクサスRCですね。ショートデッキというクーペの特徴を素直にデザインすれば当然ながら小さくはなります。おそらく年内に公開されるであろうスカイラインクーペも小窓になってセダンからイメージ一新するでしょう。4ドアセダンでもちゃんと小窓にこだわってデザインしているブランドも探せばあります。「三大・デザイナーズ・セダン・ブランド」と勝手に命名させてもらってますが、アストンマーティン・マセラティ・マツダの3つです。セダンのデザインを大いに語るに値するのは、この3つだけだと個人的には思っています。
最近、実車を見かけていいなと思った「E63AMG」の4マティックの走りっぷりに興味があるのですが、この新型「Sクラス・クーペ」もなんと全グレードAWDになるようなので、同じような加速が楽しめると思われます。クルマのキャラクターを考えるとGT-R並みの加速なんて不必要だとは思いますが、メルセデス最大レベルの5027mmの全長ながら全高はCLAよりもさらに低い1411mmですから、これだけワイド&ローの設計ならば、さらにAWDにしてこれまでに無いラグジュアリーカーを作ろうという意欲の現れでしょうか。いったいどれだけ安定感があるのか・・・。
トヨタやホンダがFCVを間もなく発売しようとするご時世に、車重2トンを500ps、しかも燃費はたったの5km/L程度の2人乗りのクルマを乗り回すなんて、もはや恥ずかしいという意見もよくわかります。しかし先日も連休の関越道・藤岡JCTで上信越道(軽井沢方面)の分岐に優雅に入っていくCLを見かけましたが、(勝手な想像で恐縮ですが)これこそが誰にも否定されないクルマの醍醐味だよな・・・と思います。90%以上が会社名義で買うという「LS」や「Sセダン」で同じことをしても、ただの"節税車"としてしか見られず小馬鹿にされますが、経費に計上できない2ドアのメルセデスフラッグシップで軽井沢の別荘に乗り付けるなんて生活を目指して頑張りたい!と思わせてくれる・・・もの凄く貴重な一台なので間違っても無くならないでほしいと願っています。
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2014年6月18日水曜日
メルセデスE63AMG・S・4MATIC 「都心に蠢くブラック・シャーク」
「クルーズカー」や「GTカー」をあれこれ考えようという主旨でこのブログを始めたのですが、なんだか私自身のマインドが変化したこともあるのでしょうが、「別に高級車を田舎道で走らせてもツマンナくないか?」というちょっとした「自己矛盾」に陥ってしまいました・・・。とても当たり前のことなんですが、人口が多い地域では道路が整備されていて、ドライブには快適と思いきや昼間は渋滞で気持ちよくなんて走れないですし、結局は整備された道路は住宅地にamazonなどの拡大するネット通販の品物を届けるクルマが、1車線塞いで停まってたりすることがだんだんと多くなってきたように感じます。
それなら人があまり住んでいない方へ行けば良いわけですが、需要がない道路というのは荒れ放題だったりして、夏は車体に傷がつきそうなほどに草生い茂っていて、冬は冠雪&凍結で大きなリスクを抱えながら走らなければいけません。もちろんこんな道を好き好んで走る人は多くないですから、いつ行ってもガラガラでその点では大満足なんですけど、さすがにこんなルートをジャガーFタイプで走ったら、いろいろ神経をすり減らしてしまいそうだな・・・、だったらスズキのジムニーで良くない?って思ってしまうわけです。しかしジムニーでドライブし始めたら、いよいよ「ぼっちドライブ」になっちゃいそうでそれも嫌ですね・・・。
とにかく日本では(東京近郊では)ゆったりとジャガーを走らせるような、理想的なドライブロードなんて幻想に過ぎない!ということに気がついてしまったわけです。日本でカーライフを営む上で、投資効果が高いクルマというのは結局のところ、昼間のフォーマル・リムジンと深夜のプライベート・GTサルーンだけなんだなと・・・。よってブログ名も「フォーマル・リムジン or プライベートGTサルーン」に変えなきゃだめですね。ということで今後はここに主眼を置いて想いのたけを書いていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
さて今回は、最近気になって仕方がない「E63AMG・S・4MATIC」を語りたいと思います。なんでこのクルマに夢中になっているかというと、いろいろな世界観が複合的に絡みあって、このクルマ1台の中にかつて憧れてきたいろいろな名車の要素が入っているように感じるからです。クルマにいくらか興味があった大学の頃の憧れはBMWのE39M5でした。あの頃のBMWのデザイン、特にE39はとても良かったように思います、実に感性に響きました。その後のモデルはなんだか「難解」になってしまって残念でしたが・・・素人な意見ですがバングルさんはホンダをパクリ過ぎた?のが大失敗な気がします。
E395シリーズのあと、印象に残るデザインの高級サルーンは3代目アウディA6と5代目マセラティ・クワトロポルテが、先代のイメージを大きく打ち破って素晴らしかったですが、この3台ってなんだかんだで全て日本人デザイナーの手によるものなんですよね。結局は自分の感性は日本人特有のフィルターから逃れられないのかな?なんて不自由すぎる自分の能力に失望感もあったりするのですが、やはり新型コルベット(C7)を見てデザインに違和感を感じるなと思ったら、韓国人デザイナーが起用されているのが後からわかってなるほど!と納得したりしてます。
ちょっと横道それましたが、「E63AMG」というグレードが高性能セダンの先駆的存在であるM5にインスパイアされているという、性能面でのデジャブ感もありますが、W212系Eクラスのどことなく日本車調のルックスもなんだか親しみが湧いてきます。メルセデスという絶壁の高級感がだいぶ削ぎ落されて、Sクラスとの格差が果てしなく広がったとして、世間ではなにかと評判が悪いようですが、クラウンの等身大のライバルみたいな佇まいには親近感すらあります。ベースモデルのEクラスはカタログ価格をみるととても「親近感」は抱けないですけど、最近では底辺グレードを中心にバナナの叩き売り状態になっているとか・・・。
先代クラウンみたいなデザインのセダンボディにV8ターボを押し込んだスポーツカーって聞くとなんだかワクワクしませんか? マジェスタの方向性を完全にスポーティに振ったみたいなクルマです。先代のマジェスタにもかなりの憧れがあって、V8廃止&ロイヤルと同じフェイスで、現行には惹かれる部分が少なく寂しく思っていたところだったので、「E63AMG」はそのイメージも上手く拾っているなと感じます。
そして極めつけは、加速性能で日産GT-Rに迫るという点でしょうか。一度はGT-Rを所有してみたいなと思いますが、E63AMGならば夜の高速道路をGT-Rとほぼ同じテンションで楽しめてしまいます。AWDなので当然といえば当然ですが、メルセデスの高性能ブランドイメージを牽引する「SLS AMG」よりも優れた加速性能を持っているとメルセデスが公式に発表しているくらいですから、「E63AMG・S・4MATIC」はある意味ではメルセデスのフラッグシップサルーンと言ってもいい存在です。あのメルセデスの頂点に立つグレードのクルマならば多少は高くても所有する満足度は自然に高まります。乗り出しで1900万円くらいになるのでしょうか・・・むむむ(やっぱ無理だ・・・)。
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それなら人があまり住んでいない方へ行けば良いわけですが、需要がない道路というのは荒れ放題だったりして、夏は車体に傷がつきそうなほどに草生い茂っていて、冬は冠雪&凍結で大きなリスクを抱えながら走らなければいけません。もちろんこんな道を好き好んで走る人は多くないですから、いつ行ってもガラガラでその点では大満足なんですけど、さすがにこんなルートをジャガーFタイプで走ったら、いろいろ神経をすり減らしてしまいそうだな・・・、だったらスズキのジムニーで良くない?って思ってしまうわけです。しかしジムニーでドライブし始めたら、いよいよ「ぼっちドライブ」になっちゃいそうでそれも嫌ですね・・・。
とにかく日本では(東京近郊では)ゆったりとジャガーを走らせるような、理想的なドライブロードなんて幻想に過ぎない!ということに気がついてしまったわけです。日本でカーライフを営む上で、投資効果が高いクルマというのは結局のところ、昼間のフォーマル・リムジンと深夜のプライベート・GTサルーンだけなんだなと・・・。よってブログ名も「フォーマル・リムジン or プライベートGTサルーン」に変えなきゃだめですね。ということで今後はここに主眼を置いて想いのたけを書いていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
さて今回は、最近気になって仕方がない「E63AMG・S・4MATIC」を語りたいと思います。なんでこのクルマに夢中になっているかというと、いろいろな世界観が複合的に絡みあって、このクルマ1台の中にかつて憧れてきたいろいろな名車の要素が入っているように感じるからです。クルマにいくらか興味があった大学の頃の憧れはBMWのE39M5でした。あの頃のBMWのデザイン、特にE39はとても良かったように思います、実に感性に響きました。その後のモデルはなんだか「難解」になってしまって残念でしたが・・・素人な意見ですがバングルさんはホンダをパクリ過ぎた?のが大失敗な気がします。
E395シリーズのあと、印象に残るデザインの高級サルーンは3代目アウディA6と5代目マセラティ・クワトロポルテが、先代のイメージを大きく打ち破って素晴らしかったですが、この3台ってなんだかんだで全て日本人デザイナーの手によるものなんですよね。結局は自分の感性は日本人特有のフィルターから逃れられないのかな?なんて不自由すぎる自分の能力に失望感もあったりするのですが、やはり新型コルベット(C7)を見てデザインに違和感を感じるなと思ったら、韓国人デザイナーが起用されているのが後からわかってなるほど!と納得したりしてます。
ちょっと横道それましたが、「E63AMG」というグレードが高性能セダンの先駆的存在であるM5にインスパイアされているという、性能面でのデジャブ感もありますが、W212系Eクラスのどことなく日本車調のルックスもなんだか親しみが湧いてきます。メルセデスという絶壁の高級感がだいぶ削ぎ落されて、Sクラスとの格差が果てしなく広がったとして、世間ではなにかと評判が悪いようですが、クラウンの等身大のライバルみたいな佇まいには親近感すらあります。ベースモデルのEクラスはカタログ価格をみるととても「親近感」は抱けないですけど、最近では底辺グレードを中心にバナナの叩き売り状態になっているとか・・・。
先代クラウンみたいなデザインのセダンボディにV8ターボを押し込んだスポーツカーって聞くとなんだかワクワクしませんか? マジェスタの方向性を完全にスポーティに振ったみたいなクルマです。先代のマジェスタにもかなりの憧れがあって、V8廃止&ロイヤルと同じフェイスで、現行には惹かれる部分が少なく寂しく思っていたところだったので、「E63AMG」はそのイメージも上手く拾っているなと感じます。
そして極めつけは、加速性能で日産GT-Rに迫るという点でしょうか。一度はGT-Rを所有してみたいなと思いますが、E63AMGならば夜の高速道路をGT-Rとほぼ同じテンションで楽しめてしまいます。AWDなので当然といえば当然ですが、メルセデスの高性能ブランドイメージを牽引する「SLS AMG」よりも優れた加速性能を持っているとメルセデスが公式に発表しているくらいですから、「E63AMG・S・4MATIC」はある意味ではメルセデスのフラッグシップサルーンと言ってもいい存在です。あのメルセデスの頂点に立つグレードのクルマならば多少は高くても所有する満足度は自然に高まります。乗り出しで1900万円くらいになるのでしょうか・・・むむむ(やっぱ無理だ・・・)。
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2014年3月31日月曜日
メルセデスCクラス 「恐るべき説得力で電光石火の〇〇退治!」
いや〜これは驚いた・・・!ってのは去年の暮れの段階での概要が明らかになった時の素直なリアクション。そしていよいよ日本での発売も夏に予定され、ドイツでは試乗会が始まったタイミングで、輸入車大好きな評論家の皆様が「うふぉ!うふぉ!」とものすごいテンションで絶賛合戦を繰り広げております。確かにこれはスゴそうだ・・・。「レクサスIS」「VWゴルフ」「マツダアクセラ」「日産スカイライン」と各メーカー渾身の1台が次々と発売されていますが、それらを全部まとめて超えてしまうほどの「破壊力」がメルセデスの新型Cクラス(W205)にはあります。
思えばCクラスは「Dセグセダン」というクラスの中で、それほど頭角を現すクルマではありませんでした。やはり世界でも有数の「メルセデス」というブランドの中での立ち位置は低く、「ベイビー・メルセデス」と揶揄されるポジション。この"蔑称"の意味するところはメルセデスが「全く本気を出していないクルマ」という厳しい評価を受けてのもの。よって本気で相手にはしない人も多かった。確かにW204(先代)までのCクラスは「控えめ」なクルマで、400万円以上という車両価格を考えても金持ちのオバさんくらいしか似合わないものでした。
さらにモデルチェンジがSクラス、Eクラスの後に回されてしまうということもあり、既発のSやEのデザインをモデファイした内外装はデビュー直後からどうしても印象が薄くなってしまうという不運な境遇でもありました。当然ながら業界全体の流行からも遅れがちで、場合によってはVW、ホンダ、マツダといった一般ブランドのDセグよりも古くさく見えてしまうなど、プレミアムカーとしての威厳すらも満足に保てない部分がありました。もちろん全てはこのクラスで勝負しようとしないメルセデスの方針が原因です。Cクラスを豪華に作るとSやEのシェアが奪われるという当然のマーケティング上の判断ではありますが・・・。
しかし市場環境は2000年代の後半から大きく変わりはじめ、プレミアムカーではなくエコカーを好む高所得者層が現れるなど、メルセデスのターゲットとする層の嗜好も多様化が顕著になりました。いよいよメルセデスも考えを改めて、Cクラスの下に新たにA/CLAという入門モデルを設定し、その最廉価クラスから比べると明らかに差がつくほど魅力的なCクラスを新たに発売して、多くの新規顧客を呼び込みブランドのすそ野を拡大する狙いがあるようです。これまでCクラスが負ってきたややネガティブな役回りはA/CLAに受け渡し、新型Cクラスはまさに「脱皮」しました。
先代まで批判が強かったエンジンは、ターボとディーゼルが既に用意されているようで、ハイブリッドも後から追加され3種類のユニットを揃えるBMW3のスタイルを踏襲し、購入者にもっともハマるものを「選ばせる」というスタンス。ちょいとびっくりしたのが6気筒モデルをガソリンでもディーゼルでも用意しないという「割り切り」です。直4のFRという設計は道義的な問題も感じるのですが、メルセデスがスバルやマツダのフィールド(直4のDセグ)で堂々と戦おうという姿勢は評価したいです。
出力面では必要十分なレベルしか用意しないけれども、それ以外の部分では、ややつけあがり気味の「一般ブランド」を一気に突き放すというなかなか「あっぱれ」なプレミアムブランドとしての立ち振る舞い。そしてもちろんしっかり保険も掛けていて、Cクラスを選ぶ必然性を確保するための秘策が、このクラスでは例を見ない「エアサス」の導入。これにはレクサスの開発者も泡を吹いたのでは? ラグジュアリーとスポーティを高度にまとめ上げた傑作車である現行レクサスISがすでに丸裸にされていて、まさかの正攻法によるCクラスの反撃。
マセラティのような高級イタリア車的な内装を取り入れてドイツ勢と対峙したはずのレクサスISに対して、今度のCクラスはより深い「マセラティ的官能」へ大きく接近して応戦。デビュー時にはBMW3や先代Cクラスには確実に完勝した現行のISですが、このCクラスの出来映えは見事で完全に抜き返されました。福野礼一郎というジャーナリストが、自身の最新作で「強調」していたこと、それは「レクサスISにやられたBMW3は年次改良ですぐに抜き返した!ドイツメーカーの執念はスゴい!」というものでしたが、メルセデスもまた「ラグジュアリー」において、ドイツメーカーらしい執念を見せ、レクサスに強烈な一撃をお見舞いしたように思います。
確かにまだまだ「Cクラス」というと「いい年したオッサンが乗るクルマではない!」という意見もあるでしょうし、社会的身分が高い人には乗りたくても乗れないという人もいるでしょう。やはり世の中「プライドを持って生きる」ことはとても大切ですので、そういう意見もまた「もっとも」だと思います。「偏見」と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、まだまだDセグが高級車の中心を担うことにはやや違和感があります。
しかし社会の変化よりも一足早く、メルセデスとレクサスは「ガチンコ」のバトルをDセグプレミアムで勃発させました。もはやCクラスやISを「本気ではないクルマ」と言う人は少数派じゃないかと思います。組織に属さない自由人にとっては、プライベートカーとして、何かと使い勝手も良く満足できるクルマが驚くべき短期間で「2台」、思わず衝動的に買ってしまいそうですね。それでもとりあえず後悔することは無さそうです。(余談ですが、BMWというブランドは硬派なんだなと改めて思いますね・・・)
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思えばCクラスは「Dセグセダン」というクラスの中で、それほど頭角を現すクルマではありませんでした。やはり世界でも有数の「メルセデス」というブランドの中での立ち位置は低く、「ベイビー・メルセデス」と揶揄されるポジション。この"蔑称"の意味するところはメルセデスが「全く本気を出していないクルマ」という厳しい評価を受けてのもの。よって本気で相手にはしない人も多かった。確かにW204(先代)までのCクラスは「控えめ」なクルマで、400万円以上という車両価格を考えても金持ちのオバさんくらいしか似合わないものでした。
さらにモデルチェンジがSクラス、Eクラスの後に回されてしまうということもあり、既発のSやEのデザインをモデファイした内外装はデビュー直後からどうしても印象が薄くなってしまうという不運な境遇でもありました。当然ながら業界全体の流行からも遅れがちで、場合によってはVW、ホンダ、マツダといった一般ブランドのDセグよりも古くさく見えてしまうなど、プレミアムカーとしての威厳すらも満足に保てない部分がありました。もちろん全てはこのクラスで勝負しようとしないメルセデスの方針が原因です。Cクラスを豪華に作るとSやEのシェアが奪われるという当然のマーケティング上の判断ではありますが・・・。
しかし市場環境は2000年代の後半から大きく変わりはじめ、プレミアムカーではなくエコカーを好む高所得者層が現れるなど、メルセデスのターゲットとする層の嗜好も多様化が顕著になりました。いよいよメルセデスも考えを改めて、Cクラスの下に新たにA/CLAという入門モデルを設定し、その最廉価クラスから比べると明らかに差がつくほど魅力的なCクラスを新たに発売して、多くの新規顧客を呼び込みブランドのすそ野を拡大する狙いがあるようです。これまでCクラスが負ってきたややネガティブな役回りはA/CLAに受け渡し、新型Cクラスはまさに「脱皮」しました。
先代まで批判が強かったエンジンは、ターボとディーゼルが既に用意されているようで、ハイブリッドも後から追加され3種類のユニットを揃えるBMW3のスタイルを踏襲し、購入者にもっともハマるものを「選ばせる」というスタンス。ちょいとびっくりしたのが6気筒モデルをガソリンでもディーゼルでも用意しないという「割り切り」です。直4のFRという設計は道義的な問題も感じるのですが、メルセデスがスバルやマツダのフィールド(直4のDセグ)で堂々と戦おうという姿勢は評価したいです。
出力面では必要十分なレベルしか用意しないけれども、それ以外の部分では、ややつけあがり気味の「一般ブランド」を一気に突き放すというなかなか「あっぱれ」なプレミアムブランドとしての立ち振る舞い。そしてもちろんしっかり保険も掛けていて、Cクラスを選ぶ必然性を確保するための秘策が、このクラスでは例を見ない「エアサス」の導入。これにはレクサスの開発者も泡を吹いたのでは? ラグジュアリーとスポーティを高度にまとめ上げた傑作車である現行レクサスISがすでに丸裸にされていて、まさかの正攻法によるCクラスの反撃。
マセラティのような高級イタリア車的な内装を取り入れてドイツ勢と対峙したはずのレクサスISに対して、今度のCクラスはより深い「マセラティ的官能」へ大きく接近して応戦。デビュー時にはBMW3や先代Cクラスには確実に完勝した現行のISですが、このCクラスの出来映えは見事で完全に抜き返されました。福野礼一郎というジャーナリストが、自身の最新作で「強調」していたこと、それは「レクサスISにやられたBMW3は年次改良ですぐに抜き返した!ドイツメーカーの執念はスゴい!」というものでしたが、メルセデスもまた「ラグジュアリー」において、ドイツメーカーらしい執念を見せ、レクサスに強烈な一撃をお見舞いしたように思います。
確かにまだまだ「Cクラス」というと「いい年したオッサンが乗るクルマではない!」という意見もあるでしょうし、社会的身分が高い人には乗りたくても乗れないという人もいるでしょう。やはり世の中「プライドを持って生きる」ことはとても大切ですので、そういう意見もまた「もっとも」だと思います。「偏見」と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、まだまだDセグが高級車の中心を担うことにはやや違和感があります。
しかし社会の変化よりも一足早く、メルセデスとレクサスは「ガチンコ」のバトルをDセグプレミアムで勃発させました。もはやCクラスやISを「本気ではないクルマ」と言う人は少数派じゃないかと思います。組織に属さない自由人にとっては、プライベートカーとして、何かと使い勝手も良く満足できるクルマが驚くべき短期間で「2台」、思わず衝動的に買ってしまいそうですね。それでもとりあえず後悔することは無さそうです。(余談ですが、BMWというブランドは硬派なんだなと改めて思いますね・・・)
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2014年1月21日火曜日
メルセデスSLK 「ある意味で理性的な選択・・・」
雪でチェーン規制の箱根にわざわざ行ってきました。あの急勾配が続く道を悪天候でもどのくらい走破できるか試してやろうと意気込んでたのですが、特に問題なく登って降りてこれました・・・。現地はというと、私のような雪が好きなマツダ乗りが集結していて、トヨタ車よりも目立つくらい。とはいってもドライブスポットはどこもマツダが多くてプリウスが(比較的)少ないですが・・・。
さすがにFR車でやってくる無謀な人は少ないかと思いきや、86乗りの行動力を侮ってはいけません。奥さん同伴で雪のターンパイクを登る86が・・・。せっかくスポーツカー買ったのだからドラテクの「修行」に余念がない様子です。東京近郊ではスタッドレス装着率が確実に5割以下なので、雪に出掛けると道路が空いていて快適です。
世の中には物好きな人がいて、86以外にもFRで雪の箱根に乗り込むクルマがありました。予想外に人気なのがメルセデスSLK。去年ひそかに日本でMTモデルが登場して話題になりました。これでドライブ好きな男性にもかなり買いやすくなったクルマです。本国ドイツではほぼ全ての車種にMTが設定されているのですが、バブル期も日本には全く輸入されなかったようです。
しかしカーエンスーのこだわりの一つがMTだという揺るがない事実が、スイ=
スポ、86、アテンザのMT人気で実証されるやメルセデスもすぐに動きました。この決断にはなかなか唸らされました。今思うと現在の日本におけるメルセデス復調の予兆はここにあったのかなという気がします。MTのSLKがどれほど売れたのかは分かりませんが、箱根で見かけた2台はいずれも現行モデルでドライバーは身なりのしっかりした高齢の男性でした。
このSLKもMTが無かった頃は、BMW Z4と同じでバブル世代のオバさん御用達のクルマでしかなく、クルマ好きの男性からは完全に無視されていました。どちらもマツダ・ロードスターのコンセプトをコピーしつつもあまりの車重で、ロードスターとは全く別のクルマになっています。それはそれで構わないのですが、肝心の乗り味はそれぞれベース車のCクラスと3シリーズに近く、スポーツカーにカテゴライズするのが憚られるちょっと悲しい存在です。スカイラインベースのフェアレディZのような独特の表情もなく、まあ褒められないものでした。
しかし気がつけばCクラスも3シリーズも直4ターボが喧しいモデルばかりになり、高級車然とした6気筒モデルは800万円〜というシビアな価格設定となり、SLKもZ4もやや立ち位置が変わって来ました。8気筒載せるレイアウトのFRのセダンに直4ターボ載せて走るのはあまりにもかっこ悪いですし、800万円出して6気筒モデル買え!というメルセデスやBMWの作戦に乗るのも・・・。
だったら500万円代で買えるSLK200をMTで乗ったほうが筋が通っている。これでも車重1430kg!なのでV6はとても重すぎてダメ。MTを駆使して直4ターボでも美味しいところを使えばいいじゃん。でも残念ながら最近の欧州ターボはNAエンジンよりも高回転域ではすぐにパワーが落ちてしまうのだが・・・。
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2013年9月26日木曜日
新型メルセデスSクラス 「インテリジェント・ドライブって本気なの?」
いよいよ本国では販売が始まった、メルセデスの最高級セダンSクラスが間もなく日本にも上陸するようです。このクルマはただの超高級セダンではなくて、いままでのクルマの常識を変えてしまう「スゴい装置」が載っていると話題になっているようです。なんとついに自動でハンドルを切って曲がってくれる自動運転機能(インテリジェント・ドライブ)が付いたクルマが発売されます。
自動でアクセルとブレーキはもうすでに実用化されています。クルコンとセンサーを使えば簡単にできるようです。それでもさすがに、ハンドルを自動で切るというのはハードルが一気に上がるのかなと思ってましたが、元祖自動ブレーキの「アイサイト」から1年足らずで出来てしまったようです。もしこの技術が完全に確立して、普通の人が運転するよりも遥かにトラブル発生率が低いのであれば、クルマの価値を大きく変えてしまうでしょう。
単純にSクラスに運転手がオマケで付いてくるようなものですから、10万キロ走るとして平均車速30km/hで割ると3333時間分の運転手の人件費が付加価値として付いてきます。ざっと333万円分です(案外少なかったな・・・)。
ナビに一旦目的地を設定したら、後はシートを倒して到着するまで寝ていても基本的には困らないというのがこの機能の意義なのだと思います。設定する場所を間違えて、起きたらとんでも無い場所に着いているリスクなんてのは、とりあえず無視してもいいですね。広い車内なので、東京から福岡まで割と快適に寝ながら夜間移動なんていう事もできます。こうなると北海道と沖縄以外のテーマパークに全国から気軽に遊びに行けます。TDLに全国のクルマが結集してしまうかもしれませんが・・・。また東京から青森のフェリー乗り場まで夜間に移動しておけば、北海道の雄大な自然の中を思う存分走らせることもできます。
寝るだけではなくて、インパネにはやたらとでっかい14インチテレビくらいのナビモニターが付いているので、字幕の映画も無理なく見れてしまうようです。おそらくネットもスカパーもその気になれば簡単に付けられるでしょう。さらにちょっとバカついでに想像してしまいますが、駅まで一人でクルマに乗ってきて、クルマはそのまま無人で家まで帰って車庫に収まってくれるのでしょうか? 帰りはスマホでナビを呼び出して設定すれば、無人のまま駅のロータリーにタクシーを掻き分けて、迎えにきてくれることもそんなに難しいことではなさそうです。
これだけズラッと書きましたが、この程度の機能を持ったクルマはオーストラリアの鉱山などでとっくの昔に実用化されていて、鉄鉱石を運ぶ超大型ダンプが大量に無人のまま運用されているのだとか。
肝心の新型Sクラスですが、ジャガーXJの後を追うようにアルミボディで100kgの減量になるようです。先代までは2トンオーバーの車体をV6エンジンで頑張って引きずっていたS350がいくらか軽快になるだけでなく、ディーゼルHVなる新開発パワーユニットを世界で初めて投入するようです。100kgのシェイプアップを帳消しにしそうなディーゼルとバッテリーの重量感ある組み合わせですね・・・。
自動でアクセルとブレーキはもうすでに実用化されています。クルコンとセンサーを使えば簡単にできるようです。それでもさすがに、ハンドルを自動で切るというのはハードルが一気に上がるのかなと思ってましたが、元祖自動ブレーキの「アイサイト」から1年足らずで出来てしまったようです。もしこの技術が完全に確立して、普通の人が運転するよりも遥かにトラブル発生率が低いのであれば、クルマの価値を大きく変えてしまうでしょう。
単純にSクラスに運転手がオマケで付いてくるようなものですから、10万キロ走るとして平均車速30km/hで割ると3333時間分の運転手の人件費が付加価値として付いてきます。ざっと333万円分です(案外少なかったな・・・)。
ナビに一旦目的地を設定したら、後はシートを倒して到着するまで寝ていても基本的には困らないというのがこの機能の意義なのだと思います。設定する場所を間違えて、起きたらとんでも無い場所に着いているリスクなんてのは、とりあえず無視してもいいですね。広い車内なので、東京から福岡まで割と快適に寝ながら夜間移動なんていう事もできます。こうなると北海道と沖縄以外のテーマパークに全国から気軽に遊びに行けます。TDLに全国のクルマが結集してしまうかもしれませんが・・・。また東京から青森のフェリー乗り場まで夜間に移動しておけば、北海道の雄大な自然の中を思う存分走らせることもできます。
寝るだけではなくて、インパネにはやたらとでっかい14インチテレビくらいのナビモニターが付いているので、字幕の映画も無理なく見れてしまうようです。おそらくネットもスカパーもその気になれば簡単に付けられるでしょう。さらにちょっとバカついでに想像してしまいますが、駅まで一人でクルマに乗ってきて、クルマはそのまま無人で家まで帰って車庫に収まってくれるのでしょうか? 帰りはスマホでナビを呼び出して設定すれば、無人のまま駅のロータリーにタクシーを掻き分けて、迎えにきてくれることもそんなに難しいことではなさそうです。
これだけズラッと書きましたが、この程度の機能を持ったクルマはオーストラリアの鉱山などでとっくの昔に実用化されていて、鉄鉱石を運ぶ超大型ダンプが大量に無人のまま運用されているのだとか。
肝心の新型Sクラスですが、ジャガーXJの後を追うようにアルミボディで100kgの減量になるようです。先代までは2トンオーバーの車体をV6エンジンで頑張って引きずっていたS350がいくらか軽快になるだけでなく、ディーゼルHVなる新開発パワーユニットを世界で初めて投入するようです。100kgのシェイプアップを帳消しにしそうなディーゼルとバッテリーの重量感ある組み合わせですね・・・。
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2013年6月1日土曜日
メルセデスSLKとBMW Z4 「スポーティカーだから許される4気筒&FRということか・・・」
現代のクルマは十分なエンジンの高性能化の恩恵を受けて、どんな設計であれ大抵のクルマならリミッターに当てることも簡単に出来てしまいます。特別に高性能なクルマを欲しないならば、クルマ選びの最大のポイントは「デザイン」でOKではないかと思います。よくプロの自動車評論家の中には「カッコだけ」と揶揄する人もいたりしますが、全員が本気モードのスポーツカーを選ばなければいけないということはないはずです。よって「デザイン」さえ良ければ、クルマはそれでOKで、評価される(ヒットする)ようになってきています。日本メーカーは最近になってやっとこのことがわかって来たようです。
「デザイン」を徹底的に重視して作られたクルマの例として、真っ先に思い浮かぶのが「メルセデスSLK」「BMW Z4」「アウディTT」のドイツプレミアム御三家の小型スポーティモデルです。それぞれにユーザーを魅了する豊かな造形美を湛えていて、このジャンルに関しては日本車の追従車(フォロワー)が現行では見当たらないほどです。ひと昔まえにトヨタが出していた、最終型「セリカ」はこの系譜に連なるクルマと言えるかもしれませんが、もはやデザインの精緻さでだいぶ差があるように感じてしまいます。デザインだけならフェアレディZ(Z34)がドイツの3台に対抗できる優美さを持っていますが、日産の開発者に言わせれば、Zをその3台と同じジャンルには括らないでほしいというのが本音のようです。つまりZは「デザイン」だけのクルマではないという事です。
トヨタが昨年に大ヒットさせた「86」もまた、開発を担当したスバルの人たちに言わせると、ドイツの「その」3台とはいっしょにしてほしくないと思っているのではないでしょうか。よくトヨタ「86」の批判の中に「SLK」「Z4」「TT」にデザインで負けているというものがあります。実際にデザインでは86の方が分が悪いでしょう。さらにスポーツカーとしての性能についても言及して「86」を貶める意見もあったりするのですが、その点に関してはスバルの開発者に言わせれば、ドイツ車の3台は純粋なスポーツカーとして誕生したわけではなく、一般乗用車の車台を流用して作られたものにすぎないもので、「86」や「マツダロードスター」のような専用設計のスポーツカーとは本質的に異なる「乗り物」に過ぎないから下手に比べないでくれといったところでしょうか。
「SLK」「Z4」「TT」の3台は日本でもちゃんとラインナップされていて、そこそこ人気はあるようです。しかし日本車のフォロワーが生まれないのは、この3台がトヨタや日産の哲学に「反した」クルマだからでは?と思っています。一般論として日本メーカーよりもドイツメーカーの方がクルマ作りにポリシーがあると考えられているようですが、小型スポーツカーに関して言えば現実はむしろその逆と言えます。日本メーカーの開発者達は世界トップ水準の優秀さを誇っていますが、彼らが本当に素晴らしいと感じるのは、設計するクルマが非常に高い「純度」(ポリシー)を持っていることです。日本車の持つポリシーは他の自動車生産国では見られなかったりしますし、トータルで見て、日本車より高いポリシーを掲げる国はまずないです。
トヨタや日産の開発陣にとって、おそらく「SLK」のベース車の「ベンツCクラス」や「Z4」のベース車の「BMW3シリーズ」は、彼らなら絶対にやらないような設計になっています。「4気筒エンジンにFRのセダン」という設計は、現代の自動車工学の常識ではありえない設計だと言えます。もちろんどちらのクルマにも6~8気筒を積んだグレードもあるので一概に「ひどい設計」とは言えませんが、軽量な4気筒に積み替えたモデルが販売のほとんどを占める状態になっていて、MBとBMWのポリシーが問われています。いずれどちらもFF化してくるのでしょう。日産やトヨタにしても2.5LのV6というガラパゴスなエンジンを使ってユーザーを欺いている気もしますが・・・。
次期スカイラインも4気筒化が噂されていますが、これに対して日産の開発陣が大反発していると言われています。日産の開発者には絶対に譲れないものが当然にあるでしょうし、現行のV型スカイラインの原点の設計を手がけた水野和敏さん(GT-Rも開発した)が最近になって日産を突然に退社するという事態もあり、どうやらスカイライン開発の現場ではかなりの刷新が行われたようだ。日産が日本メーカーのポリシーを捨てて「ドイツ化」しようがしまいがどちらでも良いのですが、日産経営陣の眼に映っているのは、「デザイン」だけ雰囲気を出して、中身は4気筒ターボに載せ変えた「SLK」や「Z4」に群がる日本人ユーザーなのだと思います。
↓カーグラフィックにはぜひ、ドイツ車の「4気筒FR」とトヨタ&日産の「2.5LのV6」についての告発をしてほしいと思います。
「デザイン」を徹底的に重視して作られたクルマの例として、真っ先に思い浮かぶのが「メルセデスSLK」「BMW Z4」「アウディTT」のドイツプレミアム御三家の小型スポーティモデルです。それぞれにユーザーを魅了する豊かな造形美を湛えていて、このジャンルに関しては日本車の追従車(フォロワー)が現行では見当たらないほどです。ひと昔まえにトヨタが出していた、最終型「セリカ」はこの系譜に連なるクルマと言えるかもしれませんが、もはやデザインの精緻さでだいぶ差があるように感じてしまいます。デザインだけならフェアレディZ(Z34)がドイツの3台に対抗できる優美さを持っていますが、日産の開発者に言わせれば、Zをその3台と同じジャンルには括らないでほしいというのが本音のようです。つまりZは「デザイン」だけのクルマではないという事です。
トヨタが昨年に大ヒットさせた「86」もまた、開発を担当したスバルの人たちに言わせると、ドイツの「その」3台とはいっしょにしてほしくないと思っているのではないでしょうか。よくトヨタ「86」の批判の中に「SLK」「Z4」「TT」にデザインで負けているというものがあります。実際にデザインでは86の方が分が悪いでしょう。さらにスポーツカーとしての性能についても言及して「86」を貶める意見もあったりするのですが、その点に関してはスバルの開発者に言わせれば、ドイツ車の3台は純粋なスポーツカーとして誕生したわけではなく、一般乗用車の車台を流用して作られたものにすぎないもので、「86」や「マツダロードスター」のような専用設計のスポーツカーとは本質的に異なる「乗り物」に過ぎないから下手に比べないでくれといったところでしょうか。
「SLK」「Z4」「TT」の3台は日本でもちゃんとラインナップされていて、そこそこ人気はあるようです。しかし日本車のフォロワーが生まれないのは、この3台がトヨタや日産の哲学に「反した」クルマだからでは?と思っています。一般論として日本メーカーよりもドイツメーカーの方がクルマ作りにポリシーがあると考えられているようですが、小型スポーツカーに関して言えば現実はむしろその逆と言えます。日本メーカーの開発者達は世界トップ水準の優秀さを誇っていますが、彼らが本当に素晴らしいと感じるのは、設計するクルマが非常に高い「純度」(ポリシー)を持っていることです。日本車の持つポリシーは他の自動車生産国では見られなかったりしますし、トータルで見て、日本車より高いポリシーを掲げる国はまずないです。
トヨタや日産の開発陣にとって、おそらく「SLK」のベース車の「ベンツCクラス」や「Z4」のベース車の「BMW3シリーズ」は、彼らなら絶対にやらないような設計になっています。「4気筒エンジンにFRのセダン」という設計は、現代の自動車工学の常識ではありえない設計だと言えます。もちろんどちらのクルマにも6~8気筒を積んだグレードもあるので一概に「ひどい設計」とは言えませんが、軽量な4気筒に積み替えたモデルが販売のほとんどを占める状態になっていて、MBとBMWのポリシーが問われています。いずれどちらもFF化してくるのでしょう。日産やトヨタにしても2.5LのV6というガラパゴスなエンジンを使ってユーザーを欺いている気もしますが・・・。
次期スカイラインも4気筒化が噂されていますが、これに対して日産の開発陣が大反発していると言われています。日産の開発者には絶対に譲れないものが当然にあるでしょうし、現行のV型スカイラインの原点の設計を手がけた水野和敏さん(GT-Rも開発した)が最近になって日産を突然に退社するという事態もあり、どうやらスカイライン開発の現場ではかなりの刷新が行われたようだ。日産が日本メーカーのポリシーを捨てて「ドイツ化」しようがしまいがどちらでも良いのですが、日産経営陣の眼に映っているのは、「デザイン」だけ雰囲気を出して、中身は4気筒ターボに載せ変えた「SLK」や「Z4」に群がる日本人ユーザーなのだと思います。
↓カーグラフィックにはぜひ、ドイツ車の「4気筒FR」とトヨタ&日産の「2.5LのV6」についての告発をしてほしいと思います。
2013年4月27日土曜日
ベンツCL 「VIPカーとか言わないで・・・」
最近では500万とか600万といった価格で「普通のクルマ」が平気で売られている。日本車ならばせいぜい200万円程度の性能なのだが、「新型輸入車」というだけで結構な価格になる。ただ輸入車といっても海外メーカーが製造しているというだけでしかなく、伝統のスペックだとか「日本車にはない輝き」なんてものはなく、ドイツメーカーが南アフリカやメキシコの工場で作らせた「普通のクルマ」だ。多くの部品は日本車の真似をして使われているし、環境性能を高めるために「直4エンジンを使って、車体を軽量化」していたりして、その内容はまさに「普通の日本車」だ。
そんな状況なので、例えばDセグセダンを選ぶとしたら、ドイツ車でも日本車でも大きな差は無いと言える。「レガシィ」だろうが「BMW3」であろうがどちらも満足できるクルマだし、それ以上のことをを期待できるクルマではない。これは「スカイライン」「クラウン」「アテンザ」「Cクラス」「アコード」どれも同じことが言える。1.8LのNAで内装も良くないのに価格だけは一番高いCクラスに文句をいう人もいるかもしれないが、そんなのは些細なことだから気にしなくていい。どのクルマもバランスが良いのでファーストカーとして気に入ったのを1台持っておけばいいと思う。
世の中にはまfだまだ「バランスの悪い」クルマが存在する。そういうクルマを所有すると、燃費が異常にかかったり、維持費や修理費が青天井だったり、とにかく「メチャクチャ」なのだが、セカンドカーとして一度は所有してみたいと思ったりする。ポルシェ911や日産GT-Rのような「スーパースポーツカー」もいいが、最高のラグジュアリーが表現できる「2ドアFセグクーペ」は最高の贅沢だと思う。Fセグを買うときは間違っても4ドアを買ってはいけない(と思う)。4ドアの高級セダンに乗っていても「どっかの社長が経費で乗ってる」くらいにしか思われないので、例えば別荘地に乗り付けても「頭の悪い経営者」扱いされるのがオチだ・・・。
メルセデスCLは、「メルセデス」というブランドがBMWやレクサスとは次元が違うものだということを如実に示すクルマだ。レクサスLSやBMW7に2ドアクーペを作っても「まったく」売れないだろう。なぜならこれらは「法人」向けのクルマでしかなく、2ドア車では「経費」にならないからだ。メルセデスCLだけが唯一セダンベースのクルマとして、フェラーリ、アストンマーティン、マセラティと並ぶ「プライベートカー」としての評価を勝ち得ているというのが「現実」だ。つまりSクラスの代わりはLSでいいけど、CLの代わりは日本車には存在しないのだ。
同じメルセデスに「CLS」という4枚ドアでEクラスベース(つまりクライスラー300と同じ)で1000万とか価格を付けている「ふざけた」クルマがある。このクルマが売れているのは、「経費で落とせる」からだ。よっていくらスタイリッシュだからといっても「経営者」でも「高所得者」でもない人が「個人所有」したら笑い者にしかならないので、間違っても乗らない方がいい(と思う)。「メルセデス」は実に様々な意味合いのクルマが集まった「魑魅魍魎」のブランドだといえる。初心者が手を出すと必ず「痛い目」に遭うので良く検討したほうがいい。
↓「叩きどころ」と「称賛すべきところ」がどちらも満載の「メルセデス」というブランドはやはり魅力十分ということなんでしょうか・・・
そんな状況なので、例えばDセグセダンを選ぶとしたら、ドイツ車でも日本車でも大きな差は無いと言える。「レガシィ」だろうが「BMW3」であろうがどちらも満足できるクルマだし、それ以上のことをを期待できるクルマではない。これは「スカイライン」「クラウン」「アテンザ」「Cクラス」「アコード」どれも同じことが言える。1.8LのNAで内装も良くないのに価格だけは一番高いCクラスに文句をいう人もいるかもしれないが、そんなのは些細なことだから気にしなくていい。どのクルマもバランスが良いのでファーストカーとして気に入ったのを1台持っておけばいいと思う。
世の中にはまfだまだ「バランスの悪い」クルマが存在する。そういうクルマを所有すると、燃費が異常にかかったり、維持費や修理費が青天井だったり、とにかく「メチャクチャ」なのだが、セカンドカーとして一度は所有してみたいと思ったりする。ポルシェ911や日産GT-Rのような「スーパースポーツカー」もいいが、最高のラグジュアリーが表現できる「2ドアFセグクーペ」は最高の贅沢だと思う。Fセグを買うときは間違っても4ドアを買ってはいけない(と思う)。4ドアの高級セダンに乗っていても「どっかの社長が経費で乗ってる」くらいにしか思われないので、例えば別荘地に乗り付けても「頭の悪い経営者」扱いされるのがオチだ・・・。
メルセデスCLは、「メルセデス」というブランドがBMWやレクサスとは次元が違うものだということを如実に示すクルマだ。レクサスLSやBMW7に2ドアクーペを作っても「まったく」売れないだろう。なぜならこれらは「法人」向けのクルマでしかなく、2ドア車では「経費」にならないからだ。メルセデスCLだけが唯一セダンベースのクルマとして、フェラーリ、アストンマーティン、マセラティと並ぶ「プライベートカー」としての評価を勝ち得ているというのが「現実」だ。つまりSクラスの代わりはLSでいいけど、CLの代わりは日本車には存在しないのだ。
同じメルセデスに「CLS」という4枚ドアでEクラスベース(つまりクライスラー300と同じ)で1000万とか価格を付けている「ふざけた」クルマがある。このクルマが売れているのは、「経費で落とせる」からだ。よっていくらスタイリッシュだからといっても「経営者」でも「高所得者」でもない人が「個人所有」したら笑い者にしかならないので、間違っても乗らない方がいい(と思う)。「メルセデス」は実に様々な意味合いのクルマが集まった「魑魅魍魎」のブランドだといえる。初心者が手を出すと必ず「痛い目」に遭うので良く検討したほうがいい。
↓「叩きどころ」と「称賛すべきところ」がどちらも満載の「メルセデス」というブランドはやはり魅力十分ということなんでしょうか・・・
ラベル:
002メルセデス(ブランド),
102クーペ(車種),
メルセデスCL
2013年4月17日水曜日
メルセデスCLは意外と乗りやすそうです・・・
最高の「プライベートラグジュアリー」車と言われる「メルセデスCLクラス」は、日本車では聞いたことがない「Fセグ・クーペ」です。「レクサス」も世界最高のブランドを目指しているなら、このジャンルのクルマ(LSクーペ)も用意するべきだと思うのですが、まだまだ日本の「法人ユーザー」に支えられている台所事情のようで、「対抗車種」が出てくるのはまだまだ先になるようです。
↓メルセデスはいろいろな意味で「敷居が高い」です。それでも日本車にないクルマを作るメーカーとして、小型車ではなく大型の方でもっと頑張ってほしいと思いますね。
これだけ「特別」なクルマなので当然に新車価格は「破格」で軽く1000万円を超えてしまうのですが、中古車となると意外とお手軽で、3年落ちで500万円台のものが見られます。5年落ちになると300万円を下回り、先代モデルに至っては50~60万円の「バーゲン」価格です。中古車価格はそれなりにシビアなものがあって、50万円の先代モデルを手に入れても修理代がその数倍はかさむリスクがあります。
それでも日本車にないジャンルのクルマ、特に「世界のトヨタ」でも安易に作れないくらいのものは非常に「興味深い」し、多少無理してでも所有してみたいと感じます。さらにこの「CL」の魅力を高めているのが、メルセデスのフラッグシップ3車種(S・SL・CL)の中で、変な「社会的イメージ」に煩わされずに乗れることじゃないかと思います。特に「Sクラス」は具体的には申しませんが、さまざまな「イメージ」が付いてまわります。それに対して「SL」は、4シーターオープンという「スペシャル」なボディが強烈で、あまりにもクルマへの強い憧れが前面に出過ぎているのが気になってしまいます(好みの問題もありますが)。
「CL」は他の2台や「CLS」のような「セレブ」を表現するクルマとは方向性が違っていて、より「自然」に乗れるシンプルさがあると思います。特に現行モデル(2006年〜)はベンツのSクラスと同様のフロントにも関わらず「イカツイ」というより「スマート」な印象があります。「5Lターボ」という大排気量のハイパワーエンジンで燃費も5km/L程度で、「自然」もへったくれもないのですが、それでもデザインの洗練された「シンプルさ」の中に収まってしまえば、「嫌み」のない素晴らしい「クルーズカー」と言ってもいい気がします。
さらに他のメーカーの「Fセグ」と比べても、一番「乗りやすそう」なクルマな気がします。ジャガーXJ・ベントレーコンチネンタル・ポルシェパナメーラといったクルマもいかにも「高級車」然としていて、「下品」と感じる人もいると思います。BMW7とレクサスLSはややこの中では大人しいクルマなので、「派手な事」が嫌いなお金持ちにかなり愛好されているようです。
さらに他のメーカーの「Fセグ」と比べても、一番「乗りやすそう」なクルマな気がします。ジャガーXJ・ベントレーコンチネンタル・ポルシェパナメーラといったクルマもいかにも「高級車」然としていて、「下品」と感じる人もいると思います。BMW7とレクサスLSはややこの中では大人しいクルマなので、「派手な事」が嫌いなお金持ちにかなり愛好されているようです。
ベンツの大型車のネックが「内装だ」という人もいると思います。運転席から助手席まで、前面180度に渡って広がる「造り込み」のインパネは、ベンツ流の高級車の表現なのでしょうが、ベントレー(コンチネンタル)やジャガー(XJ)の「Fセグ」モデルと比べると、かなり好みが分かれる気がします。ベンツのインパネは、カラーコーディネートやパネルに意匠を加えたりすることはなく、車内のコンセプトは「大衆車」を「そのまま高級化」した「ニュートラル」なデザインです。同じドイツ車のBMWや日産の「シーマ」などの内装に近いです。さすがベンツと日産は盟友だけあって、どうやら趣味も合うようです。ただ「CL」だけは他のメルセデス最上級車種と比べて、「スポーティ」でシンプルなデザインが採用されていて、個人的にはかなり良いイメージです(内装のオプションによっては全く違うものになるようですが・・・)。ぜひ機会があって、ベンツを所有するならば、この「CL」を選びたいと思います。
↓メルセデスはいろいろな意味で「敷居が高い」です。それでも日本車にないクルマを作るメーカーとして、小型車ではなく大型の方でもっと頑張ってほしいと思いますね。
ラベル:
002メルセデス(ブランド),
102クーペ(車種),
メルセデスCL
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