2013年3月26日火曜日

日産GT-Rが街中に増殖中?

  土日にちょっと遠出のドライブに出かけると、必ずと言っていいほどR35GT-Rに出会うようになってきた気がします。近所でも子供を助手席に乗せたお父さんが、まるでBMWかなんかに乗る感覚でR35GT-Rを使っている様子を見かけました。R35GT-Rもデビューから6年経ち、中古価格もだいぶこなれてきて、若い人でも頑張れば所有できる段階になってきた気がします。それでも車体価格に加えて維持費が年間100万円(駐車場・ガス・保険は別)というのはやっぱりまだまだ厳しい部分もありますね。

  このクルマはもちろん市販車ニュル最速の走りなんですけど、それ以上にデザインの良さにヤラれている人も多いようです。できることなら、Zやスカクーのスペックでこのデザインでクルマを作ってほしい気もしますが、それではGT-Rユーザーへの背信行為になってしまうので、それは出来ないでしょうね。現在ではR35GT-Rの中古車価格の底値がスカクーの新車価格にかなり接近してきて、これで維持費がスカクー並みだったとしたら自分なら買ってしまいますね。要はハイスペックだから高コストなので、ちょっと邪道ですが「デチューン・カスタマイズ」(パワーを出なくする)を日産が用意して、これを受けると、ブレーキやタイヤなどの維持費が大幅に安くなるみたいな制度があってもいいですね。そうすれば中古車の人気が出ると思うので価格もやや上昇気味になるのかな(日産にもメリットあると思うのですが・・・)。

  そもそも最新型では0-100km/hが2.7秒!で5秒足らずでリミッターに当ててしまう(かなり速いクルマでも5秒以内に100km/hすら達しない)性能は確かに日本車最強のカタルシスを感じさせてくれますが、自分のクルマにこの性能は要らないですよね。ポルシェ911ターボ程度の加速で十分です(笑)。こんな事が言えてしまうクルマが1000万円以下ってどんだけ世界のスーパーカーをコケにしてるんだろう・・・。欧州車はカタパルト(空母で飛行機を加速させる外側機械)でも使わない限り、0-100km/hはGT-Rには勝てないのではないでしょうか(スーパーカー消しゴム?)。ヴェイロンなんて最高速だけを目指して1億円ですよ、なんか間抜けじゃないですか。確かに日本に速度無制限アウトバーンが出来ればGT-Rや新幹線よりも速達の交通手段になることは認めますが・・・。

  来年に登場予定の新型スカクーのデザインは、このGT-Rへの複雑な思いに報いるようなデザインになるのではという予感がします。GT-Rを彷彿とさせるデザインのスカクースペックのクルマに限りなく近く仕上がってくるのではないでしょうか。あの究極のリアデザインを再現してくれるだけで個人的には大満足ですが・・・。内装からリアデザインから国内最高の実力があるメーカーだと日産は思うのでぜひぜひ期待したいです。

  

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